経歴・資格・これまでの実績
名前:門脇駿太郎
出身:島根県松江市
高校:島根県立松江北高等学校
大学:九州大学(大学院卒)
バスケットボール歴
全日本社会人バスケットボール選手権大会出場
全日本社会人バスケットボール地域リーグチャンピオンシップ出場
天皇杯2次ラウンド進出×2
2021-2022シーズン B3リーグ
僕がバスケットにかける想い
「25歳なんの実績もない無名のサラリーマンがB1のプロ選手を目指す」
当時本当に下手くそだった私が、本気でプロを目指ました。目標は達成できませんでしたが、28歳でB3リーグというプロのカテゴリーで選手契約を勝ち取るところまでいく事ができました。そこまでの過程をYouTubeで発信していました。
経歴からも分かる通り、私は学生時代にバスケットでこれといった実績は全く残した事がありません。全て25歳から改めてプロを目指し始めてからの実績になります。下手くそだった私が大人になってからでもバスケットで実績を残す事が出来たのは「プロになる」という明確で大きな目標を持ち「正しい努力」を出来たからだと確信しています。
しかし、現状「正しい努力」を伝えられる場所が非常に限られていると感じます。特に私が育ったような地方の人口が少ない地域では、チーム数や指導者の数も限られています。日本の間違ったバスケットの常識が当たり前の様になっています。
アメリカへバスケットを学びにいった際に僕は衝撃を受けました。小学生から大学生、プロやNBA選手など様々な選手が「スキルコーチ」からバスケットのスキルを学ぶ環境が当たり前の様にありました。日本では部活やミニバスだけで学ぶのが当たり前です。しかし、海外ではチームではチームの練習、それ以外では「個人」の技術を学ぶための練習を当たり前に行っているのです。プロだけではなく小学生〜大学生までが当たり前に行っています。
考えてみれば当然で、バスケットと言っても「チーム戦術」「体力」「フィジカル」「食事」「スキル」など様々な要素があります。「スキル」一つとっても「シュート」「ドリブル」「パス」その中でも様々なスキルに分岐していきます。これをチームの練習の中だけで全て行うのは不可能に近いです。特に「シュート」に関しては正しく指導できる人はとても少ないと感じています。
日本でも個人の技術を伸ばすための「スキルワークアウト」を当たり前にしたいと強く思っています。私自身、プロを目指し始めてから始めて「スキルワークアウト」を経験し、個人技術が飛躍的に伸びました。関東圏や地方都市では盛んになっていますが、人口の少ない地域ではまだ全然普及していません。個人の技術を磨く「スキルワークアウト」が当たり前になるような「正しい努力」ができる環境を作っていきたいと強く思っています。
指導者としての歩み
「学生の時にこういう練習をしていればもっとバスケが上手くなっていたんじゃないか」
「バスケにもっと真剣に取り組んでいればもっと色んな選択ができたんじゃないか」
私の中にそういう気持ちがあったので育成年代の選手達がバスケットボールの正しい努力を学べる環境を作りたいと思い、スクールとU15クラブを立ち上げる事にしました。試合中、練習中に指導者から怒鳴られる選手、萎縮して実力が出せない選手などを多く見てきました。
「シュートを決めろ」と言ってもシュートは入りません。
「なんでミスするんだ」と怒鳴ってもミスは改善されません。
シュートが入らない原因は「そもそも正しい打ち方ができていない」「打つタイミンングが悪い」など様々な原因がありその中に「シュートフォーム」「キャッチの仕方」「身体の使い方」「スペーシング」「メンタル」「体力」など多くの要因があります。
それをただ「シュートを決めろ」「シュートを練習しろ」というのではなく、基礎的なことから正しい技術を教えることが大切です。
個人差はもちろんありますが、本当にバスケが好きで努力をすれば誰でもある程度の技術は身に着ける事が出来ます。それを私自身が経験してきた事、そして指導者としても学んできた事から選手達に伝えていきます。
普遍的で変わらない大事な基礎はもちろん多くありますが、バスケットの進化とともに変わっていく常識も多くあります。指導者として正しい技術を選手達に伝えていく為に常に学び続ける必要があります。
PATHスクール、パーソナルトレーニングに関わらず、常に指導者として学び続けて必要な技術を指導できるように準備をし続けています。